飼い主さんは、誰よりわが子の獣医さん。日々の変化の気づきは、身体を触る事から!
こんにちは。
踊る獣医師、小森谷薫です。
※ちょっと美しくない描写もありますので、お食事中の方、苦手な方はお控えください。
人も動物も、日々身体をくまなく触る事って、とても大切。
たとえば、ガン。
特に体表にできるものなら、触っていたら、もう少し早くわかったのに、ってものも多い。
もちろん、おできが出来た?とか、皮膚の色が黒くなってきた?とか、ちょっとした事。
あとは、いつもと違うかな?っていう、仕草とかもね。
なんで今まで気づかなかった??ってくらい、大きくなってから病院、みたいな方も多いけど、普段から身体をくまなく触る事で、飼い主さんが見つけられる変化って、案外多いものですよ。
ガンではないんだけど、触っていれば絶対分かったよね?っていうちょっとひどい事が、昔、病院に勤めている時にあったので、今日はそれをシェア。
とある飼い主さんが、外に飼っていたワンちゃんを、なんか数日前から立ち上がらなくなって調子悪いみたい、と連れてきたことがあって。
その子、ずっと同じ方向で寝ていたらしく、褥瘡(床ずれのようなもの)ができていたんですよ。
そしてなんと、そこに、蛆虫がたくさんわいて、筋肉の中に大量にめり込んでいた、という衝撃の事態を見たことがあります。
いやいや、数日前からって、どんだけ見てないんだよ・・・
いくら外飼いのワンちゃんでも、そんなひどい状態の子は見た事がなかったのですが、そんな事もあるんだなぁと、本当に驚いたんです。
ちょっと極端なお話でしたが、普段からくまなく身体を触る癖がついていれば、そんな事は起こり得ないですからね。
なんでもかんでも病院に行くのは、確かにその子にとってストレスになってしまう事もあります。
それならその分、たくさんボディタッチして、スキンシップして、コミュニケーションして、早めに気づいてあげるのが、いちばん。
飼い主さんは、誰よりわが子の獣医さん。
どんな時も、それを忘れないでくださいねー!
本日初対面の、美男美女!!
上の写真の彼女はもう、すぐに大歓迎♡
なかなか人に懐かないし、時に噛み付くという、下の写真の彼も、あっという間に心を開いてくれました♡
動物には特に、いつでもオープンマインドで接する事はとても大切。
すぐにお友達になれる技です。
ぜひお試しを♡
あ、でも、外でお散歩中のワンちゃんには、飼い主さんに触ってもいいか、ひとことかけてから触る、のマナーは忘れずにね!
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どうぞよろしくおねがいいたします!
高2まで文系、オールA判定からオールE判定になったわたくしが、受かるまでの軌跡と、受かってから諸々〜。
・〜獣医大学進学編①〜 夢は、諦めなければ現実になるし、叶え方も、叶ってからも、道はたくさんある。
もしもわたくしが伴侶動物だったら〜。