それって本当に近道?必要?わざわざお金出してやらなくていいもの、ないですか?

効率よく情報やノウハウを得る方法はあるにしても

そこまでの近道ってなかなかないわけで

必ず自分の努力は必要なわけです

きっとみんな、本当はわかっているはずなのに

近道探しに費やしてしまう時間って、意外に多い気がする

 

 

例えば獣医師になりたいとして

現行の制度では、獣医大学に合格し、6年勉強し

国家試験に合格すれば、獣医師になれるっていうのが一般的

私もそうやってなりました

 

それを例えば

「あなたもわずか半年で獣医師に!

手に職をつける絶好のチャンス!

わんちゃんねこちゃんが大好きなあなた、必見セミナーです!

残席わずか!お急ぎください!

このページを見ていただいたあなたに限り、

今なら50%offの、250万円!」

なんてセミナーがあったら行きますか??

 

「ほんとー?ちょうど手に職をつけたいと思ってたのよね。

獣医師ってそんな短時間で簡単になれるんだ。

ちょっと高いけど、大学に通うよりは破格の安さだし。

出逢いは運命!直感を信じて受けてみよ♪」

ってなります??

なりませんよね

あやしくて、これなんなんだ?って思う感覚が普通ですわな

これは極端な例で、誰もが気づくと思いますが

似たようなものに魅力を感じた経験、ないですか?

 

 

突飛な発想って斬新で新鮮で

人は自分にないものに強く惹かれる傾向がある

それは恋愛や色々でも同じなんだけど

そんな時こそ冷静に

長い目で見た部分も考える事が必要になってくる

 

決断は早い方がいいとは言うものの、

近道がかえって遠回りになるのは

出来れば避けたいじゃないですか

 

 

我々の選球眼ってつねに試されているよね

人の弱味、コンプレックス

困ってない所にお金は発生しづらいので

商売の基本は困っている人や

必要としている人と、その売り手との取引

自分が妥当だと思って成り立つ取引の連続で、

世の中のお金の多くは回っている

 

 

自分の持っているものがお金になりづらいと感じる時

新しいものに手を出そうとする人も多い

私も正直そういう時期もあったし、

これからも場合によっては出るかもしれない

でもやっぱり無から有を生み出すのは難しくて

ものすごい魅力や可能性があるなら別だけど

全く無関係の事に手を出すのは、

お金をムダにする事が多い気がする

 

 

セミナーって自己責任で

たとえばプレゼンや英語のセミナーを受けたとしても

その内容がいかによくても、結局自分がやらなければ、

その優秀な講師達が、今後自分の代わりにプレゼンしてくれたり、

今後、自分の代わりに

英語で全ての商談をしてくれるわけではないじゃないですか

結局は自分がやらなきゃ、行ったところで何も起こらない

 

だからセミナーに行ってからが自分との戦い

自分でできる人は極論、多少遠回りになろうとも

そんなところに行かなくても自力で出来るわけです

でも少しでも正確にとか、効率よく学びたいとか思い、

そこに費用対効果が高いと見出したものに

我々はお金を支払い、学びに行く

 

でも、行くものは本当に厳選して行かないと

時間もお金ももったいない事も多いのかなぁと

そして、自分から積極的に得ようとする気がないのも問題

それを受けた後も自分でろくに動かずに、

いや仮に動いたとしても、さほどうまく進まない時

「あのセミナーは全然よくなかった」

って言いたくなる事もありますよね

 

本当にごみみたいなものもあるけれど、

それは自分が意欲的に動くからこそ言える話で

そんなごみからも得られるものは、何かしらはあるし

そもそも自分の選球眼を反省するきっかけにもなるわけです

 

 

まぁでも

ごみセミナーは受けないに越したことはないし

そういうのに限って「お急ぎください!」「今だけ〜off!」

って煽ってくる

へたしたらホームページで日時、秒数までカウントダウンしてて

この期日を過ぎるとこのページがなくなりますとか

正規料金になりますとか

特典が消失しますとか、まーよく考えるよね

 

でもそういうのを見ていて、ページが消えたり

特典がなくなったりしたものを見た試しがない

その時間が過ぎると、ゼロになったはずが、

また残り3日からのカウントダウンだったりするわけです

よく考えれば当たり前で、消えたらこの先どうすんの?

だってそれを商売にしているんだから

offの料金が、その人の売りたい金額なんだから

 

仮に本当に正規料金になるものがあるとして

それでも価値を見出し、

どうしても受けたいのであれば受けたらいいけど

しっかり冷静になってから見極めるとよいと思うし

体感的には

それは大して必要ないものである事が多いと感じる

 

仮にそのページが消えたとしても

その人は他に何らかの商材を出してくるし

その人が消えたところで

腐る程セミナー講師もコンサル屋さんもいるし

これからも生まれてくるから固執しなくて大丈夫 笑

あくまで私の感覚ね

 

 

少額だと、日頃のランチ代とかジュース代からコツコツ♪

みたいに節約志向になるのに

ある程度大きなお金になると、

「高いからいいものなんじゃないか」

「得られるものが大きいんじゃないか」みたいな

逆に思い切った決断をしやすくなるのもあったりして

セミナーなんて目に見えないのに

逢った事のない人への信用も生まれたりする

人の心理って面白いよね

 

 

だからさ、選球眼と、

自分を冷静に見つめる力って大切

きっと少なからずこういう思いに共感する方は

そんな経験があるはずなの

 

お金は、

あなたに与えられた大切な時間と引き換えに得た、大切なもの

 

情報過多の世界で

必要なモノを見つけ手にする選球眼を磨きながら

自分の冷静な心理状態と相談しながら

有意義なものとの引き換えをつねに意識し

全てのモノをたのしく循環させられるといいですね