ドタキャンと、誠意

私は先日、ダンスのワークショップがあって、

まさかの大渋滞で、間に合わないことがあった

本当に申し訳ないと思ったので謝罪し、だからお金は払うと

参加者全員のメッセンジャーを使って約束した

 

私も充分な謝罪がいつも出来ているかと言えば、

また謝罪だけで済むかと言えば、

そうじゃない事もあると思う

でもね、一緒にイベントやると決めた共同主催者から、

まさか前日に

しかも文章に、泣とか笑とか入れながら、

「お願いしちゃってもいいでしょうか??」って

そんなのありえないでしょ

謝罪に絵文字や笑とか意味不明

親しき中にも礼儀あり、がわからない人間て、どうなんだ

私はそんなに怒らない人間だが

ひさしぶりに心からの怒りで身体が震えて、

1時間近く止まらなかった

 

 

ドタキャンにはいろいろ理由はあると思う

私が渋滞で間に合わなかった事も、

お金を払えば許されるってものじゃないかもしれない

でもどうしようもなかった以上、

せめてかかる場所代、受講代を支払う事で誠意を見せる事

そして、そこにはやはり、申し訳ないという気持ちが

絶対に先行する必要がある

というか、それがあたりまえだと思うのだ

 

そして何よりも、共同主催者のひとりならば

自分を目的として来てくださる人達への誠意を

1番始めにもっと見せるべきではないのかと思う

 

 

共同主催者として、もちろん私は自分から率先して動いたけれど、

自分の責任で行けないのであれば、常識として

私が何かする前に、まずは自分で出来る限りの尻拭いをするのが常識

せめて自分の大切な時間を使って、まずは自分で誠意を見せてほしかった

人の時間を使っているという認識がないというのは、本当に怖い

 

お金の事を扱う人ならば、

もう少し、「信用」というものを

大切にしてくれるもんじゃないかと思っていたのも

自分の誤算であろうけれども

 

 

本当に残念で悲しかったけれども、今回はいろいろ勉強になった

簡単にドタキャン出来るようなイベントだからと言われれば

それまでかも知れないが

そこに最初に価値を見出した以上、

いや、一緒につくろうとした以上、

やりきるのは当然の事

そうでなければ一緒に仕事なんて出来ない

たとえどんな小さなイベントでも、大切に扱ってくれる人達と

これからも、たのしいイベントを創っていきたい

 

ご迷惑をおかけしてしまった参加者の皆様

本当に申しわけありませんでした

もちろんこちら持ちでドタキャン受付ますので

ご遠慮なく仰ってください

それでもご参加いただけるみなさま

明日はよろしくお願いします

 

踊る獣医師

小森谷薫