踊る獣医師流・振付のつくりかた

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6/24のハフラを目前にし

目下自作の振付づくりに

大変苦労している生徒さん達から

振付ができない〜。。。という

悲痛な叫び?をいただいたので 笑

私の振付のつくりかたを、

改めて書いてみようと思います

 

 

1. 気に入った音楽を探す

まずはこれが1番だよね

気に入らない曲を何100回と聴く事は出来ないので

とにかくお気に入り、ぴんと来る曲を探しましょう

そして出来れば途中曲調の変化があるものを選ぶと

踊っている時は勿論、

観てくださる方々も飽きずに観てくれる事でしょう

 

 

2. とにかく何100回も聴く、集中して聴く時間も必要!

とにかく聴きまくる事!

流し聴きはもちろんなんだけど、

1日に何回かは音に集中して聴く事が大切

どの音でどうやって動くかは

意識的にしても無意識にしても

音をしっかり聴く事から成り立つから

とにかくよく聴く、

数回は特に集中して聴くのがいいでしょう

 

 

3. 音を聴きながら、なんとなく動いてみる

なんとなく即興で踊ってみて、

この音に対して、

自分はどうやって動くかな?っていう

自分の傾向を探る

 

何度も何度もそれを繰り返していくと

同じ音の時に、つい同じ振りをするって事があって

それを、その音の時はこれ!って決めていく

 

その再現性のある振りが繋がって

私の振付は出来ています

自分の好きな振りの傾向を知るのが

自分流の振付をつくる際、とても重要になるでしょう

 

 

4. お気に入りコンビネーションをどこに埋め込むかを決める

あと私がよくやるのは

振付やワークショップ等で習った

コンビネーションの中で、とても好きなもので

自分の振付に加えたいなと思うもの

そのお気に入りのコンビネーションで

埋め込んでも合いそうだなと思う音を

自分の振付の中で探します

これは自分でつくる時とは逆パターンね

曲→振りでなく

振り→曲ですな

 

ただし何小節もじゃなく、

そのまま入れるとしたら、長くても2x8くらいかな

あまりやりすぎると、まんまパクリになっちゃうでしょ

でもいいコンビネーションは、マネしたいじゃないですか

自分が踊ってもテンションがアップするようなものは

取り入れない理由がない!!

 

もちろん多くの部分は、自分でつくるのが大部分だけど

ステキだなと思うものはどんどん取り入れる事は大切

マネする事からちょっとずつ自分流って出来てくるもの

だいたい好きな先生の振付の傾向ってあるはずで

自分の振付が似てくるのってあたりまえだよね?

そうじゃなきゃ、

その先生に習う理由がわからないでしょ 笑

 

 

5. まとめ:とにかく自分が踊ると気持ちよくなるような振付をつくろう!

音楽を探して、

たくさん聴いて、

なんとなく動いてみて傾向を探りつつ振りを決めていき

好きなコンビネーションを取り入れ、

また音楽を聴いて、なんとなく動いて・・・の繰り返し

とにかくひたすらこのループなんですよ、私は

 

だから気に入った曲である事が大前提

自分の気持ちよくなる振りを重ねて行く事が大前提

自分が踊っていて気持ちよくなれなければ、

踊って何かを伝えるってムリだと思うの

 

ぜひあなた自身が気持ちよく踊れる振りをつくり

お客様を魅了してほしいなと思います

 

そして、もし人の振りを踊るのであれば

それが自分の振りになるくらいに

しっかりと身体の隅々に染み込ませ

「え?これ自分の踊りよ?」ってくらいに

踊り込んでほしいです

もちろん外部で踊る時は

クレジットをつけるのがマナーですけどね

 

 

さぁいよいよ6/24!

カメラマンさんも入ってくれる事ですし

お気に入りの衣装で、ステキに踊ってくださいね

私もみなさんに最高の舞台をご用意できるよう

今年も精一杯努力します!

 

 

踊る獣医師

小森谷薫